リゾート地テネリフェ島、買い物中の英国人女性が頭部切断される
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【5月16日 AFP】人気リゾート地のスペイン領カナリア(Canary)諸島テネリフェ(Tenerife)島で13日、地元商店で買い物中の英国人女性(60)を男がナイフで襲って殺害し、頭部を切断して持ち去る事件が起きた。地元警察は、逃走したブルガリア人の男(28)を逮捕した。
警察発表によると、事件が起きたのはテネリフェ島南部アロナ(Arona)の人気観光スポットのビーチ、ロスクリスティアノス(Los Cristianos)のショッピング街。男は現地時間13日午前10時半ごろ、中国系スーパーマーケットに押し入り、女性を殺害すると、切断した頭部を持って逃走。その後、頭部を歩道に投げ捨てたという。
被害者の身元は、イングランド東部ノリッジ(Norwich)出身のジェニファー・ミルズウェストリー(Jennifer Mills-Westley)さんであることが、遺族によって15日までに確認された。ミルズウェストリーさんは数年前に退職し、テネリフェやフランスをよく訪れていたという。ロスクリスティアノスには、定住英国人のコミュニティーがある。
警察によると、襲撃時、ミルズウェストリーさんは男に対して無反応で、容疑者との関係はないとみられる。容疑者には傷害に関連した前科があるという。
地元ラジオは、「何か血まみれの塊を手にした男が警備員に追いかけられて走ってきた。男は手にしたものを投げ捨て、それはわたしをかすめて地面に落ちた。頭だった」という目撃者証言を報じた。
また、地元ニュースサイト「CanariasalDia.com」は地元町長の話として、容疑者が「神は地上にいる」と叫んでいたこと、廃屋のような家に暮らしていたことなどを伝えている。同サイトはまた、地元当局者の話として、容疑者には精神障害があり、襲撃の対象は無作為に選んだとみられるとも報じている。(c)AFP
警察発表によると、事件が起きたのはテネリフェ島南部アロナ(Arona)の人気観光スポットのビーチ、ロスクリスティアノス(Los Cristianos)のショッピング街。男は現地時間13日午前10時半ごろ、中国系スーパーマーケットに押し入り、女性を殺害すると、切断した頭部を持って逃走。その後、頭部を歩道に投げ捨てたという。
被害者の身元は、イングランド東部ノリッジ(Norwich)出身のジェニファー・ミルズウェストリー(Jennifer Mills-Westley)さんであることが、遺族によって15日までに確認された。ミルズウェストリーさんは数年前に退職し、テネリフェやフランスをよく訪れていたという。ロスクリスティアノスには、定住英国人のコミュニティーがある。
警察によると、襲撃時、ミルズウェストリーさんは男に対して無反応で、容疑者との関係はないとみられる。容疑者には傷害に関連した前科があるという。
地元ラジオは、「何か血まみれの塊を手にした男が警備員に追いかけられて走ってきた。男は手にしたものを投げ捨て、それはわたしをかすめて地面に落ちた。頭だった」という目撃者証言を報じた。
また、地元ニュースサイト「CanariasalDia.com」は地元町長の話として、容疑者が「神は地上にいる」と叫んでいたこと、廃屋のような家に暮らしていたことなどを伝えている。同サイトはまた、地元当局者の話として、容疑者には精神障害があり、襲撃の対象は無作為に選んだとみられるとも報じている。(c)AFP