【4月27日 AFP】24日に行われた統一地方選挙で、東京・豊島区の区議に社会民主党から立候補した石川大我(Taiga Ishikawa)氏(36)が当選を果たした。同性愛者を公言している候補の当選は、日本では初めてだ。

 石川氏は2002年、自伝的な著書『ボクの彼氏はどこにいる?』の中で、自身がゲイであることを告白。NGO「ピアフレンズ(Peer Friends)」を設立し、ゲイの若者層に友だちを作る場を提供するイベントを日本各地で開催している。

 2010年からは、社民党の福島みずほ(Mizuho Fukushima)党首の秘書を務めている。石川氏は選挙運動中、セクシュアルマイノリティー(性的少数者)の権利などを訴えていた。(c)AFP