【4月26日 AFP】4月29日に行われる英ウィリアム王子(Prince William)とケイト・ミドルトン(Kate Middleton)さんの結婚式に招待されていた中東バーレーンのサルマン・ビン・ハマド・ハリファ(Salman bin Hamad al-Khalifa)皇太子が23日、国内の混乱を理由に欠席を表明した。

 ロンドン(London)のウェストミンスター寺院(Westminster Abbey)で行われる結婚式には、約40か国の王族が参列する。バーレーンのハリファ皇太子は、一度は参列を表明していたが、同国を始めこのところ反体制デモに対する激しい弾圧が続いている各国の王族の招待について、英王子カップルへの批判が高まっていた。

 ハリファ皇太子は、欠席を伝える旨が遅れたのは、ロイヤル・ウェディングまでにバーレーンの国内状況が改善することを期待していたためだと述べた。
 
 イスラム教スンニ派が統治するバーレーンでは、シーア派を中心とする反体制派のデモに激しい弾圧が加えられ、これまでに少なくとも24人の死者が出ている。ハリファ皇太子は、こうした暴力的な措置について批判を受けることを避けるため、参列しないとメディアでは報じていた。

 ウィリアム王子の公邸、セント・ジェームズ宮殿(St James's Palace)の報道官は23日、AFPの取材に対し「今日、(ハリファ皇太子が)出席しないとの旨を知らされた」と答えたが、理由など詳細については明かすことを拒んだ。(c)AFP/Danny Kemp

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