【4月14日 AFP】フランス・パリ市内で4月11日から14日まで、世界各国のファッション校が加入する国際ファッション工科大学連盟(International Foundation of Fashion Technology InstitutesIFFTI)の第13回年次総会が開催された。

 20か国から約40のファッション校の代表者が集まり、今年度のテーマ「ファッションとラグジュアリー:伝統と革新の間(Fashion and luxury: between heritage and innovation)」について4日間にわたり意見交換を行った。

 国際ファッション工科大学連盟の会長を務めるのは、山本耀司(Yohji Yamamoto)や高田賢三(Kenzo Takada)といったデザイナーを輩出した文化服装学院(Bunka Fashion College)の大沼聡(Satoshi Onuma)学院長だ。

 大沼会長は「ファッション産業と西洋文化の流れは急速だ。世界の流れは加速し、人々はそれぞれの文明を混ぜ合わせてきた。その傾向や動きを変えることはできない」と語る。しかし、「グローバル化は均一化を意味するものではない」と主張。「それぞれの国には固有の伝統があり、そこに創造性のルーツがある。たとえ創造性そのものを教えることは出来なくても、ルーツを教えることはできる。オリジナリティは、創造性から生まれる。我々はみな同じ服を着る必要はない」と語った。

 今年度の年次総会開催校となったフランスモード学院(Institut Francais de la ModeIFM)のドミニク・ジャコメ(Dominique Jacomet)代表は「グローバル化というのであれば我々は皆ジーンズを履くこともできる。しかし、アイデンティティのための需要が存在する。文化遺産に支えられているからこそ、フランスのブランドは世界的に顕著な成功をおさめているのだ」と賛同。「30年前、高級品とファッションは別々のものだった。しかし現在では、消費者需要とビジネス戦略から、全てが一緒になっている」と分析した。(c)AFP

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