【4月13日 AFP】民主化デモの拡大で2月に失脚したエジプトのホスニ・ムバラク(Hosni Mubarak)前大統領(82)が12日、心臓発作で倒れたと、中東通信(MENA)が、アブドル・アジズ・ギンディ(Abdel Aziz al-Guindi)法相の話として伝えた。現在、病院で集中治療を受けているという。

 ギンディ法相によると、ムバラク前大統領は12日、紅海沿岸のリゾート地シャルムエルシェイク(Sharm el-Sheikh)で、息子のガマル(Gamal Mubarak)氏とともに検察の事情聴取を受けていた際に発作を起こして倒れ、午後5時ごろ、市内の病院に搬送されたという。

 エジプトの検察当局は10日、反体制デモ隊に対する暴力行為への関与および不正蓄財容疑でムバラク前大統領に対する事情聴取の実施を命じていた。国営テレビの報道によると、事情聴取が行われるとの連絡を受けた12日朝以降、ムバラク氏は食べ物や飲み物を一切、口にしていなかったという。(c)AFP/Mona Salem

【関連記事】
エジプト検察、デモ弾圧容疑でムバラク前大統領を召喚へ
「ムバラク前大統領は自宅軟禁」、エジプト軍最高評議会が発表
ムバラク前大統領、サウジでがん治療中とエジプト紙