【4月9日 AFP】2011会計年度予算をめぐるバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領と共和党議員との協議が8日、合意に達した。同日深夜の暫定予算の期限切れ直前の合意で、政府機関の閉鎖は回避された。

 合意案は385億ドル(約3兆3000億円)の追加歳出削減などを含む。オバマ大統領は合意案について、「合意に達した歳出削減はつらい痛みを伴うものもある」と述べた上で、「だが、米国に雇用獲得の競争力を回復させるために投じた、これまでの投資を保護する唯一の手段だった」と語った。(c)AFP/Stephen Collinson and Olivier Knox