【4月5日 AFP】南米サッカー連盟(CONMEBOL)は4日、サッカー日本代表が、7月にアルゼンチンで開催されるコパ・アメリカ2011(2011 Copa America)への出場を辞退したと発表した。

 日本サッカー協会(Japan Football AssociationJFA)の小倉純二(Junji Ogura)会長が、パラグアイにある同連盟の本部にニコラス・レオス(Nicolas Leoz)会長を訪ね、東日本大震災を理由に出場を辞退すると伝えた。

 小倉会長は、「我々の最優先事項は被災者の救済であり国家の再興だ。大変残念だが出場を辞退せざるを得ない」と述べた。

 会長はまた、震災の影響でJリーグの試合の開催が延期されたことに触れ、当初はJリーグの試合を中断することにしていたコパ・アメリカ開催中にJリーグを続ける必要が出てきたと説明した。

 12チームが参加するコパ・アメリカには、日本とメキシコが招待されていた。日本の辞退を受け、一部メディアは、スペインが招待される予定だと報じている。(c)AFP/Hugo Ruiz Olazar