【4月3日 AFP】クリケットのワールドカップ(ICC Cricket World Cup 2011)が行われたインドで、関税を支払っていないとして優勝トロフィーが空港の税関で押収されてしまった。

 3月31日、国際クリケット評議会(International Cricket CouncilICC)の職員が、スリランカのコロンボ(Colombo)で行われた準決勝スリランカ対ニュージーランド戦の試合中に飾られていたトロフィーと共にムンバイ(Mumbai)の空港に到着した。

 しかし税関職員はW杯トロフィーといえども免税対象ではないと言い、13万ドル(約1100万円)の価値があるトロフィーの関税約5万ドル(約420万円)が支払われていないとしてトロフィーを押収した。

 しかし、1日の現地タブロイド紙ムンバイ・ミラー(Mumbai Mirror)によると、この税関職員たちは、ムンバイで2日に行われる決勝戦インド対スリランカのチケットをもらえれば見逃してもよいとICC職員にもちかけた。ICC職員の1人は「はっきり言ってすごい枚数をねだられた」と語った。

 ところがICC側が、決勝が終わってドバイのICC本部に帰るまで、トロフィーは押収したままでいいと言うと、税関職員たちは困惑していたと言う。

 実はトロフィーはそっくりなものがもう一つあり、そちらは決勝の会場ワンケデ・スタジアム(Wankhede Stadium)にすでに運び込まれていた。このトロフィーは1983年以来となる優勝を果たしたインド代表チームの手に渡った。(c)AFP