【3月27日 AFP】地球温暖化防止を呼び掛け、いっせいに照明を消すイベント「アースアワー(Earth Hour)」が行われた26日、世界各地のビルや住宅の明かりが消えた。

 消灯は、世界各地で、現地時間午後8時30分からおよそ1時間行われた。

 まずはオーストラリアなどが消灯時間を迎え、シドニー(Sydney)では、シドニー・オペラハウス(Sydney Opera House)の明かりが消えた。

 次いで北京五輪の行われた北京国家体育場(Beijing National Stadium)、愛称「鳥の巣(Bird's Nest)」が消灯。

 その後消灯時間を迎えたロンドン(London)の大型観覧車「ロンドン・アイ(London Eye)」、ニューヨーク(New York)のタイムズスクエア(Times Square)、リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)のキリスト像(Christ the Redeemer)などが、次々と明かりを消した。

 パリ(Paris)では消灯開始とともに、日本の震災に対する1分間の黙とうが行われ、エッフェル塔(Eiffel Tower)からノートルダム大聖堂(Notre-Dame Cathedral)、市庁舎、オペラハウス、市内の多くの橋、噴水や公共の場所の明かりが消えた。(c)AFP