【3月26日 AFP】多国籍軍の空爆による支援を受けたリビアの反体制勢力は26日、東部の戦略的要衝アジュダビヤ(Ajdabiya)を奪還した。

 反体制勢力は、前日までの空爆でできた大きな穴の脇に最高指導者ムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐派の軍用車や戦車の残骸が残る道を通ってアジュダビヤに入った。

 アジュダビヤに住むイブラヒム・サレハ(Ibrahim Saleh)さん(34)は、「戦車が絶え間なく住宅を砲撃して、私は数日間家から出られなかった。水も燃料もなく、通信も途絶した。燃料を手に入れようと外出した人も攻撃された」と語る。「24日と25日に多国籍軍の空爆があった。空から(カダフィ派を)攻撃し、その後に革命派が来て街を解放した」

 反体制勢力がアジュダビヤに入った26日朝、カダフィ派の陣地だった場所に人の姿はなかった。アジュダビヤの西のゲートが開かれて大勢の人が街に入り、道路にはクラクションを鳴らす車や勝利のVサインを出す人びとが見られた。

 多国籍軍が空爆を始めた19日以降、反体制勢力がカダフィ派から奪還した都市はアジュダビヤが初めて。反体制勢力は、カダフィ派に奪われた東部の諸都市を奪還する第一歩だと喜びをあらわにしている。

 反体制派の1人は「これ以上ないくらい嬉しい。反体制派は(アジュダビヤから西に約80キロの)ブレガ(Brega)に、そしてラスラヌフ(Ras Lanuf)に、そして首都トリポリ(Tripoli)に行くぞ」と語った。(c)AFP/Sara Hussein