【3月23日 AFP】東北地方太平洋沖地震とそれに伴う津波で、死者と行方不明者の合計は、23日正午までに2万4000人を超えた。

 警察庁の発表によると、死亡が確認された人は23日正午現在で9408人、行方不明の届け出がある人は1万4716人で、合わせて2万4124人になった。

 負傷者は2746人、避難所で生活する人は20万人を超えており、今回の被害は14万2000人以上が亡くなった1923年の関東大震災に匹敵する甚大なものとなっている。

 東北地方の太平洋沿岸の街をことごとく壊滅させた今回の地震と津波による死者の数は、さらに増えると懸念されている。(c)AFP