【3月4日 senken h】素材への尽きることのない情熱と探究心、革新的な技術、そして自由でクリエーティブなデザイン。その先進的なスタイルでシーンをリードし続けるデニム界の天才がアドリアーノ・ゴールドシュミット(Adriano Goldschmied)。これまでの概念を覆す高級デニムの発表や「ディーゼル(Diesel)」の創設、今では当たり前になったプレミアムデニムの確立もアドリアーノによるものだ。40年におよぶ活動の中で、デニムをデザイナーブランドとして発展させてきたアドリアーノが現在手がけるのが05年スタートの「ゴールドサイン」と、2010年春メンズのデザイナーに就任した「シチズンズ オブ ヒューマニティ(Citizens of humanity)」だ。

 ロサンゼルスの自社工場で一貫生産されるゴールドサインは、最高級の素材と高度な加工技術、独自デザインを融合したアドリアーノならではのラグジュアリーなコレクション。とくに抜群の着心地と美しいシルエットはまさにクチュール感覚で、一度はけばとりこに。春夏お目見えした、70年代をイメージさせるストレッチのバギーや注目のホワイトカラーのボーイフレンドデニムは、街の視線を独り占めしそうなアイテム。

 セレブやファッション業界人に愛用者が多いシチズンズオブヒューマニティは、触れただけで分かるクオリティーの高い素材使いとフィット感、独特の洗いが特徴。清涼感のあるリネン混の新素材を用い、日本人に似合うストレートシルエットに仕上げたものや、リラックス感のある極上のスーピマコットン素材の太めシルエットなどディテールにもこだわった洗練のデザインは必見。美しくていつでも心地良いアドリアーノのデニムで、さっそうと街を歩いてみたい。

■プロフィール/アドリアーノ・ゴールドシュミット
 イタリア・トリエステ出身。1970年に150ドルのデニムを発表し衝撃を与えると、72年に世界初となるデニムのファッションライン「King Line」を、78年には「ディーゼル」をスタートし、「Replay」「Goldie」「Rivet」などヨーロッパブランドを大きく発展させる。93年にLAで後のAGとなる「A Gold E」を創設したのち、LAに本格移住。05年に立ち上げた「ゴールドサイン」でハイファッションとカジュアルを融合させ、10年から「シチズンズ オブ ヒューマニティ」メンズラインのデザイナーに。「私は限界に挑むのが好きだ」と、常にチャレンジを続けている。

■スペシャルな秋冬コレクションを先行発売/シチズンズ オブ ヒューマニティ
 「Seven For All Mankind」の創設者・ジェローム・ダーハンとアドリアーノ・ゴールドシュミットがデザインを手がける「シチズンズ オブ ヒューマニティ」から、シンプルで洗練された「モダンクリーン」と、高級素材とさまざまなウエート、織りで新しいビンテージを表現した「モダンビンテージ」をコンセプトにした限定コレクションが登場。メンズは全世界限定50店舗で、レディスは75店舗で6月15日から先行発売される。

 メンズは、驚くほど軽い特殊素材、スーパーソフトストレッチのセルビッチデニムや、新スタイルのテーパードスリムが。レディスは、オンからオフまでシーンを問わず着こなせる上品なコレクションが顔を揃えた。ぜひチェックを。(c) senken h / text:加藤陽美

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