【2月22日 AFP】ニュージーランドのクライストチャーチ(Christchurch)で22日に発生した地震で、損壊した建物のがれきで机の下の入ったまま身動きが取れなくなった女性が、暗闇の中から豪テレビ局チャンネル・セブン(Channel Seven)に携帯電話で語った。

 昼食時にクライストチャーチを襲ったマグニチュード(M)6.3の地震で、アン・ボス(Anne Voss)さんはパイン・グールド・ギネス(Pyne Gould Guinness)ビルの中に閉じこめられた。チャンネル・セブンと通話をした時点で、ボスさんは8時間にわたって閉じこめられた状態だった。

 ボスさんは「早く救出してほしい。とても長い間ここにいる。それにここは暗い。ひどい状況だ」と語った。

 ボスさんは「机の下にもぐったら、天井が机の上に落下した。わたしはその下で押しつぶされている感じで、ほとんど身動きがとれない」と状況を語った。

 大丈夫かと問われ、ボスさんは「わらかない。出血はしている」と述べた。「出血してるのはわかるし、床がぬれているのを感じる。血だと思う」とボスさんは語り、おそらくいずれかの手が負傷しているのではないかと述べた。

 ボスさんは地震発生時、オフィスの受付付近にいた。がれきで、一緒にいた同僚らと離ればなれになってしまったしまったという。

「(同僚たちは)反対側にいて、彼らがどうなっているのか、彼らがどういう状況なのかわからない。ときどき声が聞こえるけれど、みんな閉じこめられている。救助を待っている。とてもつらい」

 オーストラリアにいる息子から安否を気遣って携帯に電話があったという。また、友人や家族らも電話をかけてきて、はげましてくれている。けれど、「全部わたしの上に崩れてきたらどうしよう、という考えが頭から離れない」とボスさんは語った。(c)AFP

【関連記事】ニュージーランドでM6.3の地震、懸命の救助作業続く