【1月29日 AFP】スペイン統計局(INE)は28日、同国の2010年末の失業率が、13年ぶりの高水準となる20.33%にまで悪化したと発表した。先進国で最悪の水準だ。

 INEによると、2010年の第4四半期に新たに失業した人数は12万1900人。失業者数は全体で469万7000人となった。

 スペインのホセ・ルイス・ロドリゲス・サパテロ(Jose Luis Rodriguez Zapatero)首相は、失業率を19.4%に抑える目標を立てていた。(c)AFP/Katell Abiven