【1月31日 AFP】デザイナーのカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)が手がける「シャネル(CHANEL)」が25日、フランス・パリ市内で2011年春夏オートクチュール・コレクションを発表した。

 20世紀前半に活躍した画家のマリー・ローランサン(Marie Laurencin)からインスパイアされた今シーズン。カールは「とても慎み深く、純粋なコレクションになりました」と語る。

「我々は、欲に蝕まれて生活しています。だからこそ、洗練や、ある種の抑制が切実に求められているのです」とカール。「『神秘的な雰囲気』と『生き生きと輝くような服』は、相反するものではありません。神秘性とフレッシュさを両立させることは可能なのです」

 刺繍入りのツイードジャケットはストレートシルエットの黒やシルバーのパンツと合わせた。ウエスト部分にスカーフを巻いたスタイルも印象的だ。「これが、顧客の最近の着こなし方です」とカールは説明する。

 イブニング用には、「少なくとも1000万個」ものスパンコールやクリスタル、ガラスビーズを刺繍した淡いピンクのドレスが並ぶ。カールは「作品に生命を吹き込んだ無名の職人たちに敬意を表します」と語る。

 フィナーレを飾ったのは、現在46歳のベテラン・トップモデルのクリステン・マクメナミー(Kristen McMenamy)。繊細な刺繍が美しいノースリーブのウエディングドレスを披露した。「最近の花嫁の年齢層は幅広いでしょう。再婚する人もいますしね」とカール。

 会場のフロントローには、女優のキルスティン・ダンスト (Kirsten Dunst)やスペインの映画監督ペドロ・アルモドバル(Pedro Almodovar)らが姿をみせた。(c)AFP/Gersende Rambourg and Robert MacPherson

【関連情報】
特集:11年春夏パリ・オートクチュールコレクション
シャネル 10/11年秋冬オートクチュールコレクション
シャネル 10年春夏オートクチュールコレクション
【シャネル】記事一覧