<senken h 109>「自分の人生にひと区切りつけるラストパーティーさ」/ファティ・アキン
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【1月20日 senken h】ベルリン国際映画祭でグランプリ受賞の『愛より強く(Gegen die Wand)』で「愛」を、カンヌ国際映画祭で最優秀脚本賞を受賞した『そして、わたしたちは愛に帰る(The Edge of Heaven)』では「死」を、そして現在進行中のもう1作では「悪」をテーマに、全3部作構成の映画を製作中のファティ・アキン(Fatih Akin)監督。その最後の1本の前に、『ソウル・キッチン(Soul Kitchen)』を世に送り出すことになった。本作もまた、ベネチア国際映画祭で審査員特別賞などを受賞という快挙を成し遂げている。
─本作製作に至るまでのいきさつとは
「奇妙なことに、映画の中のフィクションが現実となることが連続し、今回は『悪』がテーマなのでちょっと恐れていて…。あともう一つは、これまでの自分の人生、クラブとかで遊んできたことなどに一区切りをつける、いわばラストパーティーみたいな感覚」。
─本作の知られざるエピソードについて
「主役で脚本も担当したアダムは一からこの役を作りあげてくれたんだ。彼は実際に10年前からレストラン経営もしているので、その経験が生かされてはいるけど、決して自分自身を演じていた訳ではないよ。ちなみに、僕たち2人とも同感だったのは『映画の世界とレストランの世界はとても似ている』こと。プロデューサーや監督がレストランの経営者であったり、ウエーターが俳優やスタッフであったり、そういう部分が本作のキャラクターに反映されているね。それから、ぎっくり腰も実は僕自身のDJ時代の体験談なんだ(笑)」
─本作の重要な役割を果たす音楽は
「音楽に関しては80~90%が僕自身による選曲。もちろん、好きなタイプの曲を選んだのではなく『作品が求めた曲』。今回はソウルとR&Bが作品のトーンにピッタリくるんだよね。『愛より強く』の時は、作品自体も当時の自分自身も怒りに満ちあふれていたのでパンクミュージックを使ったけど…」
■プロフィール
1973年ドイツ・ハンブルク生まれ。当初は俳優を志すが、方向転換して撮る側に。その才能は「若き巨匠」とも称され、ベルリン、カンヌ、ベネチアの世界的映画祭を制覇するほか、アカデミー賞外国映画賞のドイツ代表作に2作選ばれるなど躍進を続ける。DJのキャリアも持つ。
■音楽、食、そしてさまざまな愛が交錯/「ソウル・キッチン」
ビートルズや港町、多民族などイメージ豊富なドイツ第二の都市、ハンブルク。倉庫街にある庶民派レストラン「ソウル・キッチン」の経営者兼料理人を務める主人公は、常連客に定番メニューを提供する毎日。そんな日常に、突如トラブルが続発し消沈気味。果たして運命の女神はほほ笑んでくれるのだろうか。1月22日よりシネマライズ、2月上旬よりシネマート心斎橋、ほか全国順次公開予定。(c)senken h / text:宇佐美浩子
【関連情報】
◆特集:senken h 109
◆『ソウル・キッチン』 公式サイト
─本作製作に至るまでのいきさつとは
「奇妙なことに、映画の中のフィクションが現実となることが連続し、今回は『悪』がテーマなのでちょっと恐れていて…。あともう一つは、これまでの自分の人生、クラブとかで遊んできたことなどに一区切りをつける、いわばラストパーティーみたいな感覚」。
─本作の知られざるエピソードについて
「主役で脚本も担当したアダムは一からこの役を作りあげてくれたんだ。彼は実際に10年前からレストラン経営もしているので、その経験が生かされてはいるけど、決して自分自身を演じていた訳ではないよ。ちなみに、僕たち2人とも同感だったのは『映画の世界とレストランの世界はとても似ている』こと。プロデューサーや監督がレストランの経営者であったり、ウエーターが俳優やスタッフであったり、そういう部分が本作のキャラクターに反映されているね。それから、ぎっくり腰も実は僕自身のDJ時代の体験談なんだ(笑)」
─本作の重要な役割を果たす音楽は
「音楽に関しては80~90%が僕自身による選曲。もちろん、好きなタイプの曲を選んだのではなく『作品が求めた曲』。今回はソウルとR&Bが作品のトーンにピッタリくるんだよね。『愛より強く』の時は、作品自体も当時の自分自身も怒りに満ちあふれていたのでパンクミュージックを使ったけど…」
■プロフィール
1973年ドイツ・ハンブルク生まれ。当初は俳優を志すが、方向転換して撮る側に。その才能は「若き巨匠」とも称され、ベルリン、カンヌ、ベネチアの世界的映画祭を制覇するほか、アカデミー賞外国映画賞のドイツ代表作に2作選ばれるなど躍進を続ける。DJのキャリアも持つ。
■音楽、食、そしてさまざまな愛が交錯/「ソウル・キッチン」
ビートルズや港町、多民族などイメージ豊富なドイツ第二の都市、ハンブルク。倉庫街にある庶民派レストラン「ソウル・キッチン」の経営者兼料理人を務める主人公は、常連客に定番メニューを提供する毎日。そんな日常に、突如トラブルが続発し消沈気味。果たして運命の女神はほほ笑んでくれるのだろうか。1月22日よりシネマライズ、2月上旬よりシネマート心斎橋、ほか全国順次公開予定。(c)senken h / text:宇佐美浩子
【関連情報】
◆特集:senken h 109
◆『ソウル・キッチン』 公式サイト