【12月22日 AFP】米ロサンゼルス(Los Angeles)市警は20日、連続婦女暴行殺人事件の容疑者、通称「グリム・スリーパー(眠れる残虐犯)」の自宅から写真を押収した180人の女性のうち、約20人の身元を特定したと発表した。

 これらの写真は、連続殺人事件の容疑者として7月8日に逮捕されたロニー・デイビッド・フランクリン・ジュニア(Lonnie David Franklin Jr.)容疑者の自宅から押収されたインスタント写真や、未現像フィルム、ビデオテープに含まれていたもので、ロス市警が16日に公開していた。

 フランクリン・ジュニア容疑者は1985~1998年、2002~2007年の間に、少なくとも女性10人、男性1人を殺害した疑いがもたれている。同容疑者は、女性を殺害する前や後に性的暴行を加えたとみられる。
 
 写真のほとんどは黒人女性だが、白人女性数人とヒスパニック女性1人の写真も含まれている。カメラにむかって微笑んでいるものがほとんどだが、なかには眠っている女性を撮影したものもあった。

 これらの写真を警察が検証した結果、8枚は複製されたものであることが判明。さらに1枚は身元が判明している被害者女性のもので、20枚は無事が確認されている女性と自然死した女性のものであることが分かった。

 ロサンゼルス市警が写真の公開に踏み切ったところ、行方不明になっている女性たちの家族や友人、元同僚などからの電話や電子メールが殺到しているという。(c)AFP