【12月15日 AFP】俳優ヒュー・ジャックマン(Hugh Jackman)が14日、米テレビ司会者オプラ・ウィンフリー(Oprah Winfrey)がオーストラリア・シドニー(Sydney)で収録したトーク番組に登場し、目の周りにあざを作るという不運に見舞われた。

 同番組には、ジェイ・Z(Jay-Z)、ボノ(Bono)、ボン・ジョヴィ(Bon Jovi)、ニコール・キッドマン(Nicole Kidman)とキース・アーバン(Keith Urban)夫妻、ラッセル・クロウ(Russell Crowe)など豪華なゲストが出演。6000人の観客が集まった。

 「X-Men」シリーズで自らスタントをこなしていることが有名なジャックマンはステージに登場する際、オペラハウス(Opera House)の屋根からステージまで張られたワイヤーを滑車を使い下りてくるというスタントを披露。しかし、興奮しすぎたというジャックマンは、眺めに気を取られたことからブレーキをかけ忘れ、ステージの天井に設置された照明器具に激突した。

 それでもジャックマンは叫ぶファンに手を振り続け、ステージに下りながら「ボノがやる予定だったんだけど、保険が高すぎてね」と話し、冗談も忘れなかった。

 だが、収録は一時中断となり、ジャックマンは応急処置を受け、ジャックマンに会えたことに感激した救急隊員からハグされる場面もあった。ステージに戻ったジャックマンは、息子のオスカー君もいた観客に向かって「痛くないよ」と話した。(c)AFP/Amy Coopes

【動画】ヒュー・ジャックマン、激突の瞬間