【12月8日 AFP】ニュージーランドで当時11歳の友人を銃で撃ち、殺した14歳の少年に7日、禁錮20月の判決が下された。被告の少年は当時12歳で、人を殺した年齢として同国で史上2番目に若かった。

 少年はニュージーランド北島の農場で前年7月、セミオートライフルで友人を撃って死なせた。ギズボーン(Gisborne)高裁から少年に対し、罪状が当初の謀殺から故殺に下げられたことが告げられ、少年は有罪を認めた。

 また、事件についてうそをつくよう息子に指示したとして、司法妨害の罪に問われた少年の父親(44)も有罪を認め、禁錮2年が言い渡された。

 地元紙ワイカト・タイムズ(Waikato Times)によると、父子は被告席で手を握り合いながら判決の言い渡しを聞いたという。

 同紙によれば、被告の少年は被害者少年と狩りに出かけようと相談中に口論となり、「生意気なことを言うなよ」などと言いながら被害者をライフルで突いた。この後、その場を去ろうとした被害者に発砲したという。

 フォレスト・ミラー(Forrest Miller)判事は、子どもたちの周囲に銃と弾を放置したうえ、子どもに人を殺したことを隠すようそそのかした父親について、「親として失格だ」と述べた。またニュージーランド通信(New Zealand Press AssociationNZPA)によれば、少年の量刑は本来ならば禁錮5年6月が妥当だが、少年の年齢や、少年が罪を認め心から後悔してることなどを考慮し、減刑したと述べた。

 ニュージーランドで人を殺し有罪となった最年少は、2001年にピザ宅配員を刺し殺し、故殺罪で有罪判決を受けた12歳の少年。(c)AFP