【11月21日 AFP】ドイツのハンブルク(Hamburg)で22日、海賊行為を行ったとされる10人のソマリア人の裁判が始まる。ドイツで海賊が裁かれるのは約400年ぶり。

 10人はことし4月、ソマリアの東900キロの沖合でドイツのコンテナ船MS Taipanを乗っ取ろうとしたが、コンテナ船に乗り込んだオランダ海軍との銃撃戦の末に拘束され、ドイツ当局に引き渡されていた。

 かつてハンブルクで裁きをうけた海賊は頭を切り落とされたものだが、今回の被告らは最大で15年の禁固刑を受ける可能性がある。(c)AFP