【11月9日 senken h】小さなブランドと大手セレクトショップの接点を作るべく、アッシュの企画や配布などを支える有力セレクトショップのメンバーで構成する「アッシュブレーン」がこのほど、オーディション形式のビジネスマッチング企画を実施した。主催は、ブランドエージェント事業でクリエーターを支援するオープンクローズ。vol.2では「クリスマス」をテーマに熱いモノ作りへの思いを伝えた参加10ブランドを紹介する(質問内容は全て同じ)。

■ A-co(エイコ)/川邉 英子さん
1.ブランド説明をお願い致します。
ー『て』は思いを形にするものだから、深い感動を覚えたもの、ホッとする安心感を与えられたモノ、ワクワクするようなエネルギーが宿った物、それらを自由に切り取ったものたちと繋いでいく――それが「A-co(エイコ)」のコンセプトです。
2.今回のオーディションに対する意気込みをお聞かせください。
ー今ある自分の経験値を出し切ることと、素直に楽しめる物作りを立ち位置と決め、出来るだけニュートラルな状態で臨みました。
3.参加した感想をお聞かせください。
ー時間が足りず、練り返せなかったという反省点は残りますが、次のステップに進むための課題も見えたような貴重な経験をさせて頂きました。

■ アルシデュシェス/清水 浩嗣さん
1.archiduchesse=アルシデュシェスは、2009年6月にデビューしたばかりのフランス生まれのユニセックスソックスブランド。フランスで旋風を巻き起こした伝説的プリントTシャツ専門のネットショップを立ち上げたパトリス=カッサールが、これまであまり注目されてこなかったソックスを新たに手がけました。
2.ベーシックながらも、実はこだわりがあふれたアイテムであることを知って頂きたい。
3.やはり緊張しました。

■ クルバ/奥村 麻衣子さん
1.「Curva(クルバ)」とはスペイン語で曲線を意味します。叩く、曲げる、縒(よ)るなどの動作を繰り返して出来る金属の表情をコンセプトに、型を使わず一点ずつ手作業で作っています。アクセサリーより繊細でジュエリーより身近な中間ラインを、奇麗になりすぎず、どこか少女らしさを感じられるラインに仕上げました。
2.今までこういったプレゼンの機会は無かったので、自分のブランドがどう受けとめられるか、ダイレクトに頂けるチャンスだと思っています。
3.正直大手のセレクトさん数人を目の前にしてとても緊張しました。頂いたご意見を参考に今後に生かしていければと思っています。

■ 片山文三郎商店/片山 一雄さん
1.1915年創業の絞り専門店。絞りの立体感を生かしたさまざまな製品を企画生産しています。アイテムはスカーフ、アクセサリー、バッグが中心です。ニューヨークのMoMAデザインストアでも販売して頂いており、三越銀座店の新館8階「ジャパンエディション」内に直営コーナーをオープンしています。
2.新しい販路として、セレクトショップへプレゼンできる好機会と考えて参加しました。
3.オーディションというのは初めての経験で緊張しました。ここからは結果しだいなのですが、良い結果になれば効率の良いプレゼンが出来たということでしょう。

■(オノデ)/小野 真澄さん
1.たまたま工場の片隅に無造作に置いてあったトラックの幌(はぎれ)の質感が気に入り、何か利用出来ないかと思いました。頂いた生地では寸法が足りず、繋ぎ合わせて派手に切り返しで配色してみました。
2.関西ではまだ2店舗とネットショップだけの展開なので多くの人に見て頂きたく、またこだわりのショップに置きたいと思ったので参加しました。
3.「ONODE(オノデ)」の良さは細かいディテールと使い方なので、今回のプレゼンでは少し時間が短いと思いました。

■ リ ボーン(Re:Born)/椎原 裕次郎さん
1.繰り返し新しく生まれ変わるという意味を込めたブランドです。第1弾の1000Tree(=Century)Tシャツは、次の世代に緑を残すプロジェクトとして売り上げの一部を社会貢献団体に寄付します。素材は紡績時に出る落ち綿を使用した環境に配慮したリサイクルコットン天竺で、肌触りのよい、やさしい風合いが特徴です。
2.自分の中で温めていた、ファッションと環境問題を取り入れたブランドをこのようなオーディションという場で積極的にアピールしたいと思います。
3.普段お会い出来る機会のない方々に直接お会いでき、また様々なご意見をいただき大変勉強になりました。

■ ボンボン/松澤 夕海さん 
1.鎌倉「bonbon Sewing Club」が発信するブランドです。浅草・中国・京都の工場チームと鎌倉の「手作業には自身のある」女性たちがタックを組んでものづくりをしていきます。ブランド名bonbon(ボンボン)=「小さなお菓子」の意味のように、小さな規模でスイートなものを提供していきます。
2.楽しい商品なので沢山の方にぜひ履いて頂きたいです。
3.緊張の中予想外の事を聞かれ大変勉強になりました。ありがとうございました。

■ 「ラ・テッラ・ベルデ」「マヤ」/和田 義治さん
1.「LA TERRA VERDE(ラ・テッラ・ベルデ)」は「地球に優しく人にも優しい」=エコをテーマに、小物雑貨と帽子を中心に10年秋よりスタートしました。また「Maya(マヤ)」は、上品な中にも可愛らしさをのぞかせ、裏地など見えないところにもこだわり、すべての工程を国内工場へ依頼し、一点一点丁寧に仕上げています。
2.ふだん接することの無いセレクトショップバイヤーの方々の反応やご意見と自身の経験を今後の企画に生かせる場にしたいと思います。
3.このような形式の商品案内は初めてのことで、自分自身が緊張していたこともあり、個別の商談と違い、参加して頂いたバイヤーの方々の反応がつかみきれず残念でした。

■ マーノ ダ マーナ(Mano da Mana)/伏野 理恵さん
1.「マーノ」はイタリア語で手と言う意味です。すべての物は、手から生まれ手によって使われる、そんなイメージから、素材、縫製にもこだわり、カラーでは、独特の世界感を表現しています。1人の人が、バッグから革小物、アクセサリーまでトータルにコーディネートしていただくことのできるブランドを目指しています。
2.このような機会は初めてで、少しでもブランドを知って頂くチャンスだと思います。直接製品をご覧頂きクオリティーの良さやブランドの世界も感じ取って頂きたいです。
3.15分と言う限られた時間の中で、積極的にプレゼンして各ブランドのバイヤーの方からも積極的に質問を頂き、実になる時間になったと思います。

■ イン トウキョウ(INN Tokyo)/川井 健志さん
1.「work style」としての衣服、バッグ(靴、i-pad caseに関しては、別枠として考えております)、カフェでのユニフォーム、ヘアーサロンでのユニフォームはもちろん、他に木工所、清掃、など老若男女に明るく仕事をしましょう的な提案をしています。あえて定番色に黒は入れず、オレンジ、ブルー、ネービーグリーン、生成りを用意いたしました。
2.日本のwork wear(作業服)を変えていきたいです。
3.商品を絞るか、2セットに分ける必要があったかとは思います。(c)senken h

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特集:senken h 108