【11月3日 AFP】オーストラリア・ニューサウスウェールズ(New South Wales)州の過疎に悩む農村が、転入を考えている家族に、空き家となっている農家の家屋を週1豪ドル(約80円)の格安家賃で貸し出すというアイデアを打ち出した。

 この村はシドニー(Sydney)の北西350キロの距離にあるトランドル(Trundle)。深刻な干ばつが長年続き、人口は約380人に減ってしまった。だが今年は良い気候に恵まれ、小麦や穀類も豊作だという。
 
 今こそ都会から新しい住民を呼び寄せて村を活性化させる時だとトランドルの住民たちが立ち上がった。そこで出たアイデアが、長年、空き家となっている農家6軒を、農村での生活を望む都会の家族に週1豪ドルで貸し出すというものだ。  

 このアイデアで、トランドルに10家族が増えると見込んでいる小学校教師、チェリー・クエイド(Cherie Quade)さんは、「本当にすごいことだ」と話す。地元の子どもたちも、親戚以外の子どもと遊べると楽しみにしているという。

 長期間空き家だったため、貸し出される物件には修繕が必要なものもある。このため、応募者はペンキ塗りや大工仕事に慣れていることが望ましいという。(c)AFP