【10月27日 AFP】オーストラリア・クイーンズランド(Queensland)州で、友人(25)の背中に長さ40センチのペニスの入れ墨を施した男(21)が、友人の体を「刺し」、「消えない跡をつけた」2件の暴行容疑で逮捕された。

 同州警察や地元紙クイーンズランド・タイムズ(Queensland Times)などによると、被害者男性が、友人だったこの男の家で会話をしていたところ、話題が入れ墨におよんだ。

 被害者男性は当初関心を示さなかったが、男に説き伏せられ、「陰陽」のシンボルマークと竜の入れ墨を施すよう男に頼んだ。男は入れ墨を彫り始め、その場に居合わせた知人も「やあ、ほんとにすごいぜ!」と感嘆しながら、入れ墨が彫られていく様子を見ていた。

 被害者男性は、彫られた図柄をその場で確認することなく帰宅。自宅で一緒に暮らしている女性に見せたところ、男性が頼んだ図案とは「全く違う」といわれた。さらに、被害者男性が同性愛者であるかのようにほのめかすスローガンが、間違ったつづりで彫られていたという。

 入れ墨を彫った男は、無許可で入れ墨を施し公共の安全を脅かした罪と衛生法違反でも起訴される見通しだという。(c)AFP