【10月19日 AFP】米SNSフェースブック(Facebook)は18日、フェースブックで人気の他社製アプリのうちのいくつかが、フェースブックの規則に反し、広告会社やインターネットのトラッキング(行動追跡)企業にユーザーの個人識別情報を渡していたことを確認した。

 フェースブックのエンジニア、マイク・バーナル(Mike Vernal)氏はブログ記事で「多くの事例では開発者が意図的に情報を渡していたわけではなく、ウェブブラウザの技術的な細かい動作によって広告企業などに情報が流れる結果になっていた」と説明し、「主要パートナーやウェブコミュニティと解決方法の相談をしている」と述べた。

 一方でバーナル氏は、ユーザー識別情報(UID)の漏えいについての報道は誇張されすぎていると指摘。個人情報にアクセスするためには、UIDに加えて、ユーザーがはっきりと許可を与える必要があると反論した。

 その上で、「とはいえ、UIDの送信を防止し、すべてのアプリケーションがわれわれのポリシーに従っていることを責任を持って確実にしたい」と述べ、「違反したアプリケーションの一時停止や動作停止を含む対策の強化を行う」と語った。

 米経済紙ウォール・ストリート・ジャーナル(Wall Street JournalWSJ)が、プロフィールを完全にプライベートにしている人を含む数千万人のフェースブックユーザーがこの問題の影響を受けることが同紙の調査で明らかになったと報じたことで、この問題にメディアの注目が集まり、フェースブックのユーザー個人情報保護に対する疑問があらためて浮上していた。(c)AFP