【10月18日 AFP】フランスのブリス・オルトフー(Brice Hortefeux)内相は17日、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)の脅威が欧州、とくにフランスで高まっているとの情報が、数日前にサウジアラビア情報当局からもたらされたことを明らかにした。

 オルトフー内相がラジオとテレビのインタビューで述べたところによると、数日前に欧州各国の情報機関が「サウジ当局から、アラビア半島に拠点を置くアルカイダ支部が活動を活発化させている兆候があるとの新しい情報」を得たという。

 同内相は、「脅威は現実のもので、われわれは警戒態勢を維持している」とし、仏国内のテロ警戒度が最高度に次ぐレベルに設定されていることを確認した。(c)AFP

【関連記事】
テロ訓練受けた25人が欧州入りを計画、仏情報機関筋
欧州への渡航にテロ警戒呼びかけ、外務省も「注意喚起」