【10月18日 senken h】「ショーの目的?特別何もないのよ。仕事のパートナーがイビサに魅せられ家を買い、何度か来るうちに私もイビサが好きになって。偶然友達がここのイベントのオーガナイザーで、ショーをやらないかと声が掛かったの。ここでショーをしたらどんな風に見えるのかとっても楽しみだわ」

 8月19日にイビザ島でショーを行うに至った経緯をこうフランクに話すコシノ ミチコ(Michiko Koshino)。「ロンドンのアトリエはとても広いから大きな布を広げて1着ずつ作り上げていくの。染めはこうやってね」と、身振りまでつけて楽しそうに目を輝かせ、制作過程を披露してくれる。こんなふうにすべてを自分自身の手で作っているデザイナーはそんなにいないだろう。

 発表したのは、水着の上に羽織ってクラブまで行けるようなパレオとドレスの中間アイテム。素材はシルクのみだが、染め、絵付け、布を裂いて編む、切り込む、結ぶ、留める、クロスの変化などあふれんばかりのアイデアで、まるで美術品の巧みの技を感じさせる力作が揃った。

■ ナチュラルコスメが今冬発売に
 コシノ ミチコから基礎化粧品ライン、「ミチココシノコスメトロジー」が今冬デビューする。数年前に体を壊して以来、とくに健康に気を配り、自然のものを取り入れているというが、オーガニックベースの新化粧品を自ら全身で試してその効果を絶賛する。彼女自身のエージレスな生き方そのままに、歳に関係なく輝く女性のために生まれた。発売に先駆けてショー会場ではサンプルが配られ、話題を呼んでいた。(c)senken h / text:丸山宏子

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特集:senken h 107
コシノ ミチコ 公式サイト