ノーベル化学賞、有機化学分野で不可欠となった「スズキ・カップリング」とは
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【10月13日 AFP】2010年のノーベル化学賞(Nobel Chemistry Prize)の共同受賞が決まった北海道大学の鈴木章(Akira Suzuki)名誉教授(80)は、自身の名前を冠した「スズキ・カップリング(鈴木反応)」を発見したことで知られる。
鈴木氏は、有機ホウ素化合物の合成について研究。この成果が「パラジウム触媒によるクロスカップリング」技術の開発につながり、米パデュー大(Purdue University)の根岸英一(Ei-ichi Negishi)特別教授、米デラウェア大学(University of Delaware)のリチャード・ヘック(Richard Heck)教授との共同受賞の理由となった。
このクロスカップリングは、パラジウムを触媒として炭素同士を結合させる化学反応。薬やプラスチックの研究分野ではなくてはならないものとなっている。この基礎となったのが「スズキ・カップリング」で、これまで極めて困難だった複雑な天然物の合成が可能になった。
英国王立化学会(Royal Society of Chemistry)は「(スズキ・カップリングは)その後改良と修正が加えられ、有機化学者にとっては不可欠なツールとなった。受賞は遅すぎたくらいだ」との声明を出した。
54年に北海道大(Hokkaido University)理学部を卒業、59年同大学院修了。63~65年、米パデュー大(Purdue University)に留学。帰国後の73年に北大教授。94年に退職し、現在は名誉教授。(c)AFP
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鈴木氏は、有機ホウ素化合物の合成について研究。この成果が「パラジウム触媒によるクロスカップリング」技術の開発につながり、米パデュー大(Purdue University)の根岸英一(Ei-ichi Negishi)特別教授、米デラウェア大学(University of Delaware)のリチャード・ヘック(Richard Heck)教授との共同受賞の理由となった。
このクロスカップリングは、パラジウムを触媒として炭素同士を結合させる化学反応。薬やプラスチックの研究分野ではなくてはならないものとなっている。この基礎となったのが「スズキ・カップリング」で、これまで極めて困難だった複雑な天然物の合成が可能になった。
英国王立化学会(Royal Society of Chemistry)は「(スズキ・カップリングは)その後改良と修正が加えられ、有機化学者にとっては不可欠なツールとなった。受賞は遅すぎたくらいだ」との声明を出した。
54年に北海道大(Hokkaido University)理学部を卒業、59年同大学院修了。63~65年、米パデュー大(Purdue University)に留学。帰国後の73年に北大教授。94年に退職し、現在は名誉教授。(c)AFP
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