【9月30日 AFP】米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(American International GroupAIG)は30日、傘下の日本の生命保険会社2社を、米同業大手プルデンシャル・ファイナンシャル(Prudential Financial)に売却することで合意したと発表した。

 売却されるのは、AIGスター生命保険(AIG Star Life、旧千代田生命保険)とAIGエジソン生命保険(AIG Edison Life Insurance Company、旧東邦生命保険)。売却金額は約48億ドル(約4000億円)で、プルデンシャルはこのうち最高42億ドル(約3500億円)を現金で払い、残り6億ドル(約500億円)については第3者への負債を引き受ける。買収は2011年初めには完了する見込み。

 AIGは2008年の国際金融危機の際、米政府から1800億ドル(約15兆円)以上の公的資金による救済を受けたが、このうち900億ドル(約7兆5000億円)の返済に、今回の子会社売却で得る資金をあてる方針。

 一時は世界最大手の保険会社だったAIGだが、現在はAIG株の8割を米政府が保有している。売却される子会社の生保2社には約1万400人の社員がいる。(c)AFP