【9月20日 AFP】カナダ・トロント(Toronto)で開催されたトロント国際映画祭(Toronto International Film Festival)は19日、最高賞の観客賞に、戦時下の英国民を励ますために吃音症の克服に取り組むジョージ6世(King George VI)を描いた『The King's Speech』を選び、閉幕した。

 吃音症に悩まされながら、1936年に兄の退位によって即位することになったジョージ6世を演じるのはコリン・ファース(Colin Firth)。脚本はデヴィッド・サイドラー(David Seidler)で監督はトム・フーパー(Tom Hooper)。吃音症に打ち勝とうとするジョージ6世を支えたオーストラリア人の専門医ライオネル・ローグ(Lionel Logue)をジェフリー・ラッシュ(Geoffrey Rush)が演じている。

 カンヌ(Cannes)やベルリン(Berlin)の映画祭とは違い、トロント国際映画祭では審査員による受賞作の選出は行われない。

 昨年の観客賞を受賞した『プレシャス(Precious)』は、アカデミー賞助演女優賞と脚色賞を受賞している。(c)AFP/Michel Comte