【9月20日 AFP】10-11スペイン1部リーグは19日、第3節が各地で行われ、昨季王者のFCバルセロナ(FC Barcelona)はアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)を2-1で下した。

 前節で昇格組のエルクレスCF(Hercules CF)にまさかの黒星を喫したバルセロナは、前半にリオネル・メッシ(Lionel Messi)とジェラール・ピケ(Gerard Pique)が得点し、3連敗中の鬼門ビセンテ・カルデロン・スタジアム(Vicente Calderon Stadium)で勝利したが、終了間際にメッシが右足首を負傷した。一方、敗れたアトレティコ・マドリードは今季初黒星を喫した。

 バルセロナは前半13分にメッシの得点で先制。25分にはラウル・ガルシア(Raul Garcia)の得点で追いつかれたが、32分にピケの得点で勝ち越した。

 メッシは後半ロスタイム、トマス・ウイファルシ(Tomas Ujfalusi)に足首を蹴られ、担架で運ばれた。

 バレンシア(Valencia CF)はエルクレスを2-1で下して開幕からの連勝を3とし、前日レアル・ソシエダ(Real Sociedad)に勝利したレアル・マドリード(Real Madrid)を抜いて首位に立った。

 バレンシアは前半にフアン・マヌエル・マタ(Juan Manuel Mata)とパブロ・エルナンデス(Pablo Hernandez)が得点。後半の立ち上がりにダビド・ナバッロ(David Navarro)が退場して10人となったが、逃げ切った。

 セビージャFC(Sevilla FC)はマラガ(Malaga CF)に2-1で逆転勝ちし、2位に浮上した。セビージャはレアル・マドリードと勝ち点7で並んでいるが、得失点差で上回っている。(c)AFP