【9月13日 AFP】神戸市立王子動物園(Oji Zoo)のジャイアントパンダ「興興(コウコウ、Kou Kou)」が9日に死んだことを受けて、中国・国家林業局は、今週中にパンダの死因を調査する専門チームを日本に派遣することを決めた。興興は中国から借り受けており、中国側は50万ドル(約4200万円)の賠償金を求める可能性もあるという。中国国営メディアが13日伝えた。  興興は14歳のオス。メスの旦旦(タンタン)への人工授精のため、9日に精子を採取するために麻酔をかけたところ、麻酔から目を覚まさずに心停止で死んだ。  中国の国家林業局は、日本に調査チームを派遣すると述べ、王子動物園にパンダの死がいを封印するよう求めたという。  中国紙の東方早報(Oriental Morning Post)によると、中国の専門家は、興興の死因が鎮静剤の多量投与ではないかとみており、王子動物園の獣医らから事情を聞いているという。 ■死んだ場合には「50万ドル」  中国野生動物保護協会(China Wildlife Conservation AssociationCWCA)は、日本との貸し出し合意で、パンダが死んだ場合に50万ドルの賠償金を支払う取り決めが成されていると述べる。  ジャイアントパンダは絶滅の危機にひんしている種で、中国の一部地域に生息している。飼育下では繁殖の速度が非常に遅い。  7月には東京の上野動物園(Ueno Zoo)が中国から100万ドル(約8400万円)近い額でジャイアントパンダ2頭を借り受けることに合意したばかり。(c)AFP 【写真特集】かわいいパンダ