【9月12日 AFP】世界柔道選手権（World Judo Championships 2010）第3日は11日、東京・国立代々木競技場で行われ、日本勢が男女計3階級すべてで優勝した。

　女子57キロ級は松本薫（Kaori Matsumoto）が、決勝で延長戦の末、テルマ・モンテイロ（Telma Monteiro、ポルトガル）に一本勝ちして優勝。日本勢が世界選手権で獲得した金メダルは通算100個に到達した。

　女子63キロ級は上野順恵（Yoshie Ueno）が、田中美衣（Miki Tanaka）との日本勢対決を延長戦の末、旗判定3-0で制して2連覇を果たした。

　男子73キロ級は秋本啓之（Hiroyuki Akimoto）が、決勝でデックス・エルモント（Dex Elmont、オランダ）に一本勝ちし、初優勝した。

　準決勝で秋本は、延長戦の末、大会2連覇中の王己春（Wang Ki-Chun、ワン・キチュン、韓国）を破っていた。(c)AFP