【9月11日 AFP】世界柔道選手権(World Judo Championships 2010)第2日は10日、東京・国立代々木競技場で行われ、男子90キロ級で西山大希(Daiki Nishiyama、日本)が銀メダルを獲得した。

 決勝で西山は、アテネ五輪81キロ級金メダルのイリアス・イリアディス(Ilias Iliadis、ギリシャ)と対戦し、延長戦の末、一本負けを喫した。勝利したイリアディスは、世界選手権でギリシャに初の金メダルをもたらした。

 同級世界ランキング1位の小野卓志(Takashi Ono、日本)は、3回戦でイリアディスに敗れた。

 男子81キロ級は、北京五輪同級で銀メダルを獲得した金宰範(Kim Jae-Bum、キム・ジェボム、韓国)が、延長戦の末、レアンドロ・ビヘイロ(Leandro Guilheiro、ブラジル)を破って優勝した。

 3位には高松正裕(Masahiro Takamatsu、日本)が入った。

 女子70キロ級は、北京五輪63キロ級銀メダルのリュシ・ドコス(Lucie Decosse、フランス)が決勝で同級世界ランキング1位のアネット・メサロシュ(Anett Meszaros、ハンガリー)を破り、優勝した。

 3位には國原頼子(Kunihara Yoriko)が入った。(c)AFP