【9月6日 AFP】(写真追加)青森地裁は6日、運送会社から鯨肉を持ち出したとして窃盗と建造物侵入の罪に問われた環境保護団体グリーンピース・ジャパンのメンバー佐藤潤一(Junichi Sato、33)、鈴木徹(Toru Suzuki、43)両被告に、それぞれ懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡した。両被告は、盗んだ鯨肉について、調査捕鯨船乗組員の不正な横領を暴く証拠だと主張していた。

 判決を受けてグリーンピースのグレッグ・マクネビン(Greg McNevin)広報は、「執行猶予がついたとはいえ、2人は私的利益ではなく公共の利益のために行動したのだから、全体として不相応な判決だ」と述べた。(c)AFP/Frank Zeller

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