【9月6日 AFP】テニスの4大大会(グランドスラム)今季最終戦、全米オープン(The US Open Tennis Championships 2010)は5日、女子シングルス4回戦が行われ、前年大会の覇者キム・クライシュテルス(Kim Clijsters、ベルギー)、第3シードのヴィーナス・ウィリアムズ(Venus Williams、米国)などが準々決勝に進んだ。

 第1シードのクライシュテルスは、元世界ランキング1位のアナ・イワノビッチ(Ana Ivanovic、セルビア)に6-2、6-1で快勝し、同大会での連勝を18に伸ばした。

 準々決勝でクライシュテルスは、第5シードのサマンサ・ストーサー(Samantha Stosur、オーストラリア)と対戦する。

 ストーサーは第12シードのエレナ・デメンティエワ(Elena Dementieva、ロシア)を6-3、2-6、7-6で下した。同大会女子シングルスでオーストラリア人選手が8強入りしたのは、1986年大会のウェンディー・ターンブル(Wendy Turnbull)以来、24年ぶり。

 全仏オープン(French Open 2010)の覇者フランチェスカ・スキアボーネ(Francesca Schiavone、イタリア)は、第20シードのアナスタシア・パフリュチェンコワ(Anastasia Pavlyuchenkova、ロシア)を6-3、6-0で退け、7年ぶりの8強入りを果たした。

 準々決勝でスキアボーネは、第3シードのヴィーナス・ウィリアムズ(Venus Williams、米国)と対戦することが決まった。

 2001年大会の覇者ヴィーナス・ウィリアムズは、第16シードのシャハー・ピアー(Shahar Peer、イスラエル)を7-6、6-3で下した。(c)AFP