【8月31日 AFP】イタリア各地のビーチや湖ではライフセーバー犬が大活躍している。イタリア海難救助犬スクールで訓練を受けた約300頭のラブラドールやゴールデンレトリバーが、これまでに100人以上、今年だけで10人以上の命を救っている。

 ローマ(Rome)から北に約100キロのタルクイニア(Tarquinia)では8月上旬の同じ日に、ライフセーバー犬とその飼い主のペア2組が、ボートから落ちた少女2人と空気で膨らませたいかだから転落した2人の計4人を救助した。

 ライフセーバー犬と飼い主のペアは、海と陸で合計1年間の訓練を受けた上、毎年夏を前に行われる試験に合格して初めてライフセーバーとして登録される。(c)AFP/Francoise Kadri