【8月30日 AFP】農業をやる予定はありません――。W杯南アフリカ大会(2010 World Cup)で日本代表を16強に導いた岡田武史(Takeshi Okada)監督(54)が29日、大阪で行われたトークショーで、退任後に農業に就くとの噂を否定した。 

 国内各メディアが30日報じた岡田氏の説明によると、W杯前に受けた英サッカー誌のインタビューで、退任後は『晴耕雨読』に過ごしたいと語った。これは、晴れた日には畑を耕し雨の日には家で読書をするという、悠悠自適の生活を意味する四字熟語だが、翻訳の際にこれが「農業をやりたい」と誤訳されてしまった。このため、岡田氏の元には沖縄のバナナ園や北海道のある町長などから、「是非、来て欲しい」とのオファーが寄せられたという。

 岡田氏の日本代表監督の任期は、31日で終了する。(c)AFP 

【参考】World Soccerに掲載された記事(英語)