【8月25日 AFP】30日に開幕するテニスの4大大会(グランドスラム)今季最終戦、全米オープン(The US Open Tennis Championships 2010)の女子シングルスのシードが24日、発表され、前年大会で準優勝したカロリーネ・ボズニアツキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)が第1シードとなった。ボズニアツキが4大大会で第1シードとなるのは初めて。

 世界ランキング1位のセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)は前週、割れたガラスを踏んで負傷した右足の回復が遅れているため、欠場を発表していた。

 第2シードは前年大会の覇者キム・クライシュテルス(Kim Clijsters、ベルギー)、第3シードは2001年大会の覇者ヴィーナス・ウィリアムズ(Venus Williams、米国)、第4シードは2008年大会で準優勝したエレナ・ヤンコビッチ(Jelena Jankovic、セルビア)、第5シードはサマンサ・ストーサー(Samantha Stosur、オーストラリア)となった。

 男子シングルスは世界ランキング1位のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が第1シード、同2位のロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)が第2シードに決まっている。

 前年大会の覇者ファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)は21日、手首のけがのため、欠場を発表している。デルポトロは5月に同箇所の手術を受けていた。(c)AFP