<senken h 105>アジアからも熱い視線集める「ワンダーストリート」/大阪・心斎橋筋
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【8月18日 senken h】いま一番ホットな関西の観光スポットといえば、大阪ミナミの心斎橋筋商店街。北は長堀通から南は宗右衛門町通まで約580m続くメーンストリートにかつてのにぎやかさが戻り、アジアからの観光客の姿も目立つようになっている。
■ 人気の大型店が続々とオープン
「『心ぶら』という言葉が最近あちこちで聞かれるようになりました」。こう話すのは大丸松坂屋百貨店PR広報スタッフの荻野佳子さん。心ぶらとは、心斎橋をぶらぶら歩きながらショッピングしたり、おいしいものを食べたりして街の魅力を満喫すること。平日で約5万人、週末には約10万人もの買い物客が訪れるという。
そんな楽しみ方ができるようになったのも、昨年から人気ブランドの大型ショップが続々とオープンしたため。大丸大阪心斎橋店北館に、若い女性をターゲットにした「うふふガールズ」が誕生。その後も「ビームス(Beams)」「ユナイテッドアローズ(United Arrows)」「アーバンリサーチ(Urban Research)」などのセレクトショップや、「H&M」「コレクトポイント」などのファストファッションが進出。若者から親子連れ、中高年まで幅広い世代が楽しめるファッションストリートとして話題を集めている。
■ 消費パワーのある中国人観光客が急増
心ぶらを楽しむ来街者で最近目立って増えてきているのがアジア人観光客。なかでも中国人観光客は今年に入って急増している。大丸では、日本のデビッドカードにあたる銀聯カードの利用金額が昨年に比べて3倍以上増加。化粧品、「バーバリー(BURBERRY)」などの高級ブランドのほか、安心・安全な日本産のフルーツ、しょうゆなど食品も売れているそう。消費パワーのある中国人観光客に来店してもらおうと、中国語の話せる販売スタッフを採用する店舗も徐々に増えている。
7月1日から中国人向け個人観光ビザの発行が緩和され、日本を訪れる中国人観光客がますます増えると期待されている。これまで個人旅行の場合は、年収約325万円以上の富裕層に限られていたが、今回から年収約130万円の中産階級まで対象が拡大。心斎橋筋でも、家電量販店、ドラッグストア、百貨店、ファッション専門店などによる「争奪戦」が始まっている。
■ 今秋オープンのユニクロの新店
心斎橋筋商店街の北の入口に現在工事中なのが、「ユニクロ(UNIQLO)」の超大型店。今秋オープンの予定で、上海店に続くグローバル旗艦店になる。外観を現した店舗は、白一色で凹凸感をつけたユニークなデザインが印象的。目の前には「ザラ(ZARA)」の大型店、長堀通をはさんで北側には「ギャップ(GAP)」と、グローバル企業が対峙する。
■ クリスピー・クリーム・ドーナツに連日行列
通称ヨーロッパ通り(周防町通り)の角地に4月、アメリカ発ドーナツチェーン店「クリスピー・クリーム・ドーナツ」の関西1号店がオープン。国内では14店舗目だが、立地の良さも手伝い、3カ月近く経った今も連日行列が続く。その1カ月後には、神戸の人気ドーナツ店「はらドーナツ」も大阪2号店を心斎橋にオープンした。難波にはミスタードーナツの高級店「カフェ アンドナンド」もあり、ミナミのドーナツ戦争は当分続きそうな勢い。
■ ドラッグストアが外国人観光客に人気の理由
JTB西日本広報室の岡部久人さんによると、台湾、香港、韓国の観光客がアウトレットモール好きなのに対して、中国の観光客は心斎橋筋のドラッグストアや家電量販店が好きなのだとか。確かに心斎橋筋商店街にはドラッグストアが多く、中国語の呼び込みも聞こえてくる。マツモトキヨシやコクミンのビニール袋を手に歩く外国人客の姿もよく見かける。中でも、安心・安全な日本の医薬品が好評のようだ。(c)senken h / text:橋長初代(ハッシープラニング)
【関連情報】
◆特集:senken h 105
■ 人気の大型店が続々とオープン
「『心ぶら』という言葉が最近あちこちで聞かれるようになりました」。こう話すのは大丸松坂屋百貨店PR広報スタッフの荻野佳子さん。心ぶらとは、心斎橋をぶらぶら歩きながらショッピングしたり、おいしいものを食べたりして街の魅力を満喫すること。平日で約5万人、週末には約10万人もの買い物客が訪れるという。
そんな楽しみ方ができるようになったのも、昨年から人気ブランドの大型ショップが続々とオープンしたため。大丸大阪心斎橋店北館に、若い女性をターゲットにした「うふふガールズ」が誕生。その後も「ビームス(Beams)」「ユナイテッドアローズ(United Arrows)」「アーバンリサーチ(Urban Research)」などのセレクトショップや、「H&M」「コレクトポイント」などのファストファッションが進出。若者から親子連れ、中高年まで幅広い世代が楽しめるファッションストリートとして話題を集めている。
■ 消費パワーのある中国人観光客が急増
心ぶらを楽しむ来街者で最近目立って増えてきているのがアジア人観光客。なかでも中国人観光客は今年に入って急増している。大丸では、日本のデビッドカードにあたる銀聯カードの利用金額が昨年に比べて3倍以上増加。化粧品、「バーバリー(BURBERRY)」などの高級ブランドのほか、安心・安全な日本産のフルーツ、しょうゆなど食品も売れているそう。消費パワーのある中国人観光客に来店してもらおうと、中国語の話せる販売スタッフを採用する店舗も徐々に増えている。
7月1日から中国人向け個人観光ビザの発行が緩和され、日本を訪れる中国人観光客がますます増えると期待されている。これまで個人旅行の場合は、年収約325万円以上の富裕層に限られていたが、今回から年収約130万円の中産階級まで対象が拡大。心斎橋筋でも、家電量販店、ドラッグストア、百貨店、ファッション専門店などによる「争奪戦」が始まっている。
■ 今秋オープンのユニクロの新店
心斎橋筋商店街の北の入口に現在工事中なのが、「ユニクロ(UNIQLO)」の超大型店。今秋オープンの予定で、上海店に続くグローバル旗艦店になる。外観を現した店舗は、白一色で凹凸感をつけたユニークなデザインが印象的。目の前には「ザラ(ZARA)」の大型店、長堀通をはさんで北側には「ギャップ(GAP)」と、グローバル企業が対峙する。
■ クリスピー・クリーム・ドーナツに連日行列
通称ヨーロッパ通り(周防町通り)の角地に4月、アメリカ発ドーナツチェーン店「クリスピー・クリーム・ドーナツ」の関西1号店がオープン。国内では14店舗目だが、立地の良さも手伝い、3カ月近く経った今も連日行列が続く。その1カ月後には、神戸の人気ドーナツ店「はらドーナツ」も大阪2号店を心斎橋にオープンした。難波にはミスタードーナツの高級店「カフェ アンドナンド」もあり、ミナミのドーナツ戦争は当分続きそうな勢い。
■ ドラッグストアが外国人観光客に人気の理由
JTB西日本広報室の岡部久人さんによると、台湾、香港、韓国の観光客がアウトレットモール好きなのに対して、中国の観光客は心斎橋筋のドラッグストアや家電量販店が好きなのだとか。確かに心斎橋筋商店街にはドラッグストアが多く、中国語の呼び込みも聞こえてくる。マツモトキヨシやコクミンのビニール袋を手に歩く外国人客の姿もよく見かける。中でも、安心・安全な日本の医薬品が好評のようだ。(c)senken h / text:橋長初代(ハッシープラニング)
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