【8月11日 AFP】豪サウスオーストラリア州(South Australia)政府が、サメのタグ付けや、ビールのテイスティング、コアラの捕獲、カンガルーのふん収集など「仕事と生活の究極のバランス」を実現するさまざまな仕事を取りそろえ、人生に退屈した英国人の若者たちに訪問を呼び掛けている。

 サウスオーストラリア州は、もっとワクワクする仕事やストレスフリーな仕事を紹介して、人生に退屈した18~30歳の英国人男性を引きつけたい考えだ。仕事をしながらオーストラリアを旅行することもできるという。

 英国は記録的な長期不況を抜けて経済もわずかに回復しつつあるが、オーストラリアは世界的な金融危機をうまく切り抜けて唯一景気後退に陥らなかった先進国となった。

 サウスオーストラリア州は「仕事と生活の究極のバランス」を約束する幅広い職を取りそろえた。それらの仕事は「英国の長い勤務時間や高い税金、徐々に上がる退職年齢などとは全く対照的だ」と豪語する。

 提供される仕事の中には、コガタペンギン(妖精ペンギン)の巣を作り直す仕事や、サメの個性をプロファイルする仕事などもある。興味を持った人は、ワーキングホリデービザでサウスオーストラリア州を訪問すれば、「カンガルーのふん」を集める仕事など、いろいろな職に巡り会うことができるだろう、とのこと。

 サウスオーストラリア州の代理人を務めるロンドン(London)のBill Muirhead氏は「これらの仕事は競争をして勝ち取るというものではない。サウスオーストラリア州ではたくさんのワクワクする仕事が提供されており、旅行の選択肢も世界中でどこよりもあるということを示したい」と語った。(c)AFP