【8月11日 AFP】ルワンダで9日投票が行われた大統領選で、10日までの開票で現職のポール・カガメ(Paul Kagame)氏の圧勝が確実になっており、首都キガリ(Kigali)では早くも祝勝ムードが広がっている。

 ルワンダ選挙管理委員会が発表した暫定投票結果によると、カガメ氏が得票率92.9%を獲得している。

 首都キガリでは、カガメ氏率いるルワンダ愛国戦線(RPF)の支持者数万人がサッカースタジアムに集まり、花火が打ち上げられる中、レゲエ音楽が夜通し鳴り響いた。支持者らは明け方になって帰路についた。

 一方、英連邦(Commonwealth)の選挙監視団は、多くの逮捕者や死者が出た選挙期間中に「野党からの批判の声が欠けていた」ことを批判した。また、野党は投票に不正があったと主張している。(c)AFP/Helen Vesperini