【8月2日 AFP】国連教育科学文化機関(ユネスコ、UNESCO)は1日、冷戦時代に米国が核実験を行ったマーシャル諸島のビキニ環礁(Bikini Atoll)など計15か所について、世界遺産(World Heritage)への登録を決めたとウェブサイト上で発表した。

 アジアでは、韓国の「河回村と良洞村(Hahoe and Yangdong)」、ベトナム・ハノイ(Hanoi)の「タンロン王城遺跡(Imperial Citadel of Thang Long)」、インド・ジャイプル(Jaipur)のジャンタルマンタル(Jantar Mantar、ジャイプルの天文台)、スリランカの「中央高原地帯(Central Highlands)」など。

 欧州では、フランスの「アルビ(Albi)の司教都市」、オランダ・アムステルダム(Amsterdam)の「運河網」など。

 中東では、イランの「タブリーズ(Tabriz)の歴史的な複合バザール」、サウジアラビアの「ツライフの要塞(Turaif District)」など。

 アフリカ・タンザニアの「ンゴロンゴロ(Ngorongoro)保全地域」、米国・ハワイ(Hawai)の「パパハナウモクアケア(Papahanaumokuakea archipelago)海洋国家遺産」も登録が決まった。(c)AFP