【8月1日 AFP】韓国軍は1日、増水した臨津江(Imjin River)を流れてきた北朝鮮製の対人地雷が下流の韓国領内で爆発し、男性2人が死傷したと発表した。

 地雷は7月31日深夜(日本時間同)、ソウル(Seoul)の北東約60キロの京畿(Kyonggi)道漣川(ヨンチョン、Yeoncheon)郡で爆発し、48歳の男性が死亡し、25歳の男性が重傷を負った。

 韓国軍と警察は30日から合同で臨津江流域の捜索を行い、木箱に入った地雷29個を回収していた。うち18個は何も入っていなかった。地雷が川に流れた経緯は明らかになっていない。

 ここ数週間強い雨に見舞われた朝鮮半島北部の河川は増水し、北朝鮮は臨津江のダムから放水していた。(c)AFP