【7月29日 AFP】16年間在籍したスペイン1部リーグ、レアル・マドリード(Real Madrid)を今週初めに退団した元スペイン代表FWラウル・ゴンザレス(Raul Gonzalez、33)が、ドイツ・ブンデスリーガ1部のシャルケ04(Schalke 04)と2年契約を結んだ。チームが28日、独ゲルゼンキルヘン(Gelsenkirchen)のシャルケのホームスタジアムで入団発表を行った。

 ラウルは欧州サッカー連盟(UEFA)のウェブサイトに、「シャルケは自分にとって新しいチャレンジ」と抱負を語った。「ブンデスリーガは欧州でも最も強いリーグの1つだ。僕たちはまず、ブンデスリーガのタイトルを目指さなければならない。チャンピオンズ・リーグは難関だと思うが、グループステージから上を目指したい。シャルケにとって重要なシーズンになる」

 シャルケのフェリックス・マガト(Felix Magath)監督は入団発表で、「世界の最高レベルでプレーしてきた類まれなゴールスコアラーである選手を迎え、タイトル争いに新たな息を吹き込めたことに喜んでいる」とコメント。世界的なベテラン・ストライカーであるラウルの加入で、ブンデスリーガと欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)の両方でチームのチャンスが大きく広がると歓迎した。(c)AFP