【7月27日 AFP】都内の上野動物園(Ueno Zoo)に、中国からジャイアントパンダのカップルがやってくることが決まった。上野動物園を管轄する東京都と中国の野生動物保護協会が26日、北京(Beijing)で協定書に正式調印した。  東京都が借り受けるのは体重143キロの雄、比力(ビーリー)と124キロの雌、仙女(シィエンニュ)の2頭。都は今後10年間、中国における野生動物の保護支援金として年間95万ドル(約8300万円)を支払う。  パンダの所有権は中国側にあるが、2頭のあいだに赤ちゃんが生まれた場合は、2年間に限り上野動物園に置くことができる。  上野動物園はパンダの日本での名前を公募する予定だ。2頭のパンダは来年の春にも公開される。(c)AFP