ドイツの音楽イベントで観客多数が転倒、死傷者多数
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ドイツ西部デュイスブルク(Duisburg)で行われた野外音楽イベント「ラブパレード(Loveparade)」の会場入口付近にあるパニックの現場となったトンネルで作業する救急隊員ら(2010年7月24日撮影)。(c)AFP/ERIK WIFFERS
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【7月25日 AFP】(一部更新)ドイツ西部のデュイスブルク(Duisburg)で24日、テクノ音楽の野外イベント「ラブ・パレード(Love Parade)」の会場付近で大勢の観客が転倒し、25日までに19人が死亡、340人が負傷した。警察が発表した。
このイベントには国内外から約140万人が訪れていたという。事故の正確な原因はまだ分かっていない。警察は当初、会場に続く長さ200メートル、幅30メートルのトンネルの中で将棋倒しが発生したと発表したが、トンネル近くの階段でも死者が出たとの情報もある。
目撃者の1人は独紙「ウェルト(Welt)」に「あちこちに真っ青になった人たちがいました。私のボーイフレンドがあの人たちの体の上に私を引き上げてくれたんです。そうしてくれなければ私たちは2人ともあそこで死んでいたでしょう」と事故現場の惨状を説明した。
パニックの拡大を防ぐため、すでに会場に入っていた観客には事故の情報が伏せられたため、観客の多くは事故のことを知ることなく夜まで踊り続けたという。ドイツのマスコミにはこの対応を批判する論調もみられた。また、デュイスブルク市長は事故発生の経緯を徹底的に調査すると述べた。(c)AFP
このイベントには国内外から約140万人が訪れていたという。事故の正確な原因はまだ分かっていない。警察は当初、会場に続く長さ200メートル、幅30メートルのトンネルの中で将棋倒しが発生したと発表したが、トンネル近くの階段でも死者が出たとの情報もある。
目撃者の1人は独紙「ウェルト(Welt)」に「あちこちに真っ青になった人たちがいました。私のボーイフレンドがあの人たちの体の上に私を引き上げてくれたんです。そうしてくれなければ私たちは2人ともあそこで死んでいたでしょう」と事故現場の惨状を説明した。
パニックの拡大を防ぐため、すでに会場に入っていた観客には事故の情報が伏せられたため、観客の多くは事故のことを知ることなく夜まで踊り続けたという。ドイツのマスコミにはこの対応を批判する論調もみられた。また、デュイスブルク市長は事故発生の経緯を徹底的に調査すると述べた。(c)AFP