【7月23日 AFP】ハリウッドのビッグカップル、ブラッド・ピット（Brad Pitt）とアンジェリーナ・ジョリー（Angelina Jolie）が、破局説を報じた英大衆紙ニューズ・オブ・ザ・ワールド（News of the World）を名誉棄損で提訴していた裁判で、ニューズ・オブ・ザ・ワールド側は22日、2人に賠償金を支払い、謝罪文を掲載することに合意した。

　同紙は1月、2人が弁護士のもとを訪れ、財産分与や子どもの親権などについて話し合ったと一面で報じた。このニュースは世界中で大きく報じられ、2人はプライバシーの侵害を理由に同紙を提訴していた。

　2人の弁護士によれば、同紙に対し記事内容が誤りであることを伝え撤回することを求めたが、応じてもらえなかったことから、読者を混乱させたままになるとして提訴に至ったという。

　ロンドン（London）の高等法院（High Court of Justice）で開かれたこの日の審理に2人は出席しなかった。賠償金の額は非公開だが、慈善団体に寄付されるという。

　同紙は、この件についてコメントすることはないとした。謝罪文の掲載は、25日付けの紙面になるとみられる。(c)AFP

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