【7月19日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部ヴェルダー・ブレーメン(Werder Bremen)のゼネラルマネージャー(GM)、クラウス・アロフス(Klaus Allofs)氏は18日、ドイツ代表メスト・エジル(Mesut Ozil)の移籍交渉に応じる考えを示した。

 クラブ側はエジルの契約延長を望んでいたが、交渉が難航しており、現在では退団に向けた準備を進めている。

 ドイツのSIDによると、アロフスGMは「この週間もしくは移籍市場が閉まる前には、いくつかのクラブが具体的にオファーしてくるであろう。メストと彼のアドバイザーが望むものであれば、われわれはオファーを聞くことになる。われわれの交渉は合意に達することができなかった」と、話しているという。

 ドイツが3位に入った2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)でエジルは、チームの中核を担い、評価を高めた。

 スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)とレアル・マドリード(Real Madrid)、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)とアーセナル(Arsenal)が、エジルに関心を示しているとされている。(c)AFP