【7月11日 AFP】11日の皆既日食を前に、南太平洋に浮かぶ南米チリ領の小島、イースター島(Easter Island)には観光客、科学者、カメラマン、映画制作者、ジャーナリストら約4000人が詰めかけている。面積わずか160平方キロの同島の人口は普段の倍にまでふくらんでいる。

 皆既日食はトンガの南東約700キロの南太平洋上で日本時間12日午前3時15分ごろに始まる。南太平洋上の1万1000キロにわたる細長い地域で観測でき、イースター島では同午前5時11分ごろ始まり、4分41秒続く。一部には曇りという天気予報もあり、日食がはっきりと観測できるかどうかは微妙な状況だ。(c)AFP/Martin Bernetti