【7月1日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領がインドネシアで過ごした幼少期を描いた映画が6月30日、同国ジャカルタ(Jakarta)で公開された。オバマ大統領の知られざる側面を描いた作品だと銘打っている。

 インドネシアの映画会社が製作した『Obama Anak Menteng(メンテンの子、オバマ)』は、オバマ大統領が母親とインドネシア人の継父と一緒に1967年から71年まで暮らしたジャカルタの高級住宅地メンテン(Menteng)を舞台にしている。

 共同監督のダミアン・デマトラ(Damien Dematra)氏によれば、米国人は作品中の大統領に違和感を覚えるだろうと話す。「鑑賞者、とくに欧米人はまったく違う世界を見ることになる。大統領はハンバーガーではなく、チキンのサテ(インドネシアの串焼き料理)を食べるし、大統領の友人や隣人は格子柄のサロン(腰巻)を着てムスリム帽をかぶっている」

 映画は、インドネシアの無名の俳優を起用して、1960年代のメンテンの雰囲気を残しているという西ジャワ(West Java)州バンドン(Bandung)市でわずか1か月余りで撮影された。製作費は100万ドル(約8800万円)。製作者側は、9月に世界で公開したいと考えている。(c)AFP/Arlina Arshad